歯科コラムcolumn
子どもの歯とは
こんにちは。
千葉県千葉市緑区のたかだの森ニュータウンそばにある歯科医院、たかだの森歯科です。
乳歯や生えて間もない永久歯は大人の歯とは違います。
子どもの歯のことを知って、お口の健康をしっかりと守ってあげましょう。
今回は子どもの歯についてお話いたします。
初めての乳歯は生後6カ月前後で生えてくる、下の前歯2本です。その後、2歳半くらいまでに20本の乳歯が生え揃います。
乳歯には大人の歯と比べていくつか違う点があります。
・色:大人の歯は黄色がかっていますが、乳歯は白に近い色をしています。
・大きさ:永久歯よりも小さめです。
・歯質:歯の表面を覆うエナメル質やその下の象牙質は、永久歯の半分くらいの薄さです。
また、石灰化が進んでいないため、大人の歯よりも柔らかめです。
・歯並び:永久歯が将来生えてくるスペースを残しているため、すきっ歯になっています。
・構造:乳歯の下には永久歯の芽があります。
特に重要なのが歯質の違いです。
大人の歯に比べると乳歯はエナメル質や象牙質が薄く、歯も軟らかめのため、むし歯になりやすい上に進行も早いのです。
さらに乳歯のむし歯が悪化すると、乳歯の下にある永久歯の芽にも影響してむし歯になりやすくなることがあります。
乳歯から永久歯に生え替わっても、歯の状態は大人の歯とは違います。
・表面の状態:表面のエナメル質が弱いため、酸におかされやすくなっています。
・磨きにくさ:生え替わりの時期は乳歯と永久歯が入り混じっており、歯が抜けている箇所もあるため磨きにくくなっています。
永久歯に生え替わる時期も、エナメル質が弱く磨きにくいためむし歯がよく見られます。
特に一番奥に生えてくる6歳臼歯は、溝が深いこともありむし歯が多く見られる歯です。
まだ離乳食が終わっていない0歳の時期でも、むし歯になることもあります。
ジュースやイオン飲料などの甘い飲み物をほ乳びんで日常的に飲ませていると、前歯がむし歯にやられてしまうことがあります。これを「ほ乳びんむし歯」といいます。
甘い飲み物を小さな頃から飲み続けていると、普段から欲しがるようになり、むし歯のリスクが高まってしまいます。
お子さんの将来のために、甘い飲み物はできるだけ控えましょう。
乳歯も生えて間もない永久歯も、むし歯になりやすいため注意が必要です。
ご自宅でしっかりと歯を磨くとともに、歯科医院でフッ素塗布や奥歯の溝を埋めるシーラントなどを受けてむし歯を防ぎましょう。
たかだの森歯科では、お子さんの発達に合わせたお口のケアを行っております。乳歯が生えてきたらぜひ親子でご来院ください。
医院名 | たかだの森歯科 |
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所在地 |
〒266-0003 千葉県千葉市緑区高田町402-181 |
電話番号 | 043-312-9415 |
URL | https://www.takadanomori-shika.jp/ |
診療内容 | 歯科・小児歯科・歯科口腔外科・矯正歯科・小児矯正歯科・インプラント・ホワイトング・入れ歯(義歯) |
説明 | 千葉県千葉市緑区のたかだの森歯科です。JR誉田駅が最寄り駅となっており誉田エリアから多くの方がご来院いただいてます。虫歯治療、歯周病治療、入れ歯治療、小児歯科、審美歯科、ホワイトニング、インプラント、予防歯科など、幅広い歯科治療を行っております。 お車でお越しの際には、千葉南病院手前を右折して頂くと駐車場にお入りいただけます。土曜も19時30まで診療しておりますので、平日お忙しい方でも通院しやすい歯科医院です。 治療に伴う痛みや不快感を軽減し、患者さまのお体に優しい診療を心がけております。 |